いじめの後遺症
いじめを克服し、うつ病からも立ち直れたとしても、心に負った傷は簡単には消せません。トラウマとなって、ある日突然現れる可能性もあります。新たな職場に変わったとしても、過去の傷が心を不安にさせます。また、同じような場面に出会した時、相手の言動に何ら問題がなくても、自分がいじめだと感じてしまうかもしれません。こうした感情は、いじめの後遺症とも言えるでしょう。
いじめの後遺症は、自信を失う原因になります。そして、自信のなさが新たなうつ病を発症させます。しかし、こうした傷を持っているからこそ、自分は誰かを傷付けたりしないという人も多いはずです。
つまり、いじめの後遺症があるからこそ、人の痛みの分かる人間になれるのです。それを自信にして、常に優しさを心掛けていれば、自分にも優しくなれ、強く立ち向かっていける様になります。つまり、自分の心持ち1つでいじめは克服出来るのです。