職場のいじめ対策

うつ病

うつ病は、いじめなどによって引き起こされる病気として挙げられています。うつ病は、いじめが問題視される様になった事もあり、今では深刻な病として対策も取られる様になりましたが、受診科が精神科という事もあり、偏見はまだ残っています。その偏見は、第3者だけではなく、1番頼りにしたい友達や恋人、家族内においてもあります。うつ病に掛かっていても、こうした理解を得られない環境に置かれている人にとっては、自分がうつ病であるという事を認める事すら罪の様になってしまい、悪化させてしまう事に繋がってしまうのです。

 

うつ病を深刻化させない為には、自分で認め受け入れる事が必要です。そして、初期症状であるサインに気付く事が大切なのです。

 

子供が学校へ行くのを嫌がるというケースがあります。親は、わがままや仮病だと決め付けて、そこにある理由を聞かないという事があります。大人にもこういったものがあります。何となく体がだるくてやる気がしない、玄関で靴を履いた途端にお腹が痛くなる、ベッドから起きられないなどが挙げられます。こうした症状には、うつ病が関係しているかもしれないのです。子供の学校へ行きたくないという理由には、学校で嫌な思いをした、いじめられている、友達とうまく接する事が出来ないといった理由が存在します。それを放置しておくと、子供でもうつ病を発症します。大人も同じです。職場で何か嫌な思いをしたり、上司から威圧されたり、嘘を要求されたりした場合に、会社へ行くという行為自体に体が嫌悪を感じるのです。こうしたうつ病の初期症状とも言われる状態を見逃すと、元気を取り戻すのには、かなりの時間が掛かってしまいます。